竹澤恭子のブラームス

12月6日(火)

山が目の前にある。
好きな鈴鹿の山の話ではなく、仕事の山、である。

で、ずいぶん前にチケットが買ってあったが、行くかどうか、ぎりぎりまで迷った。
迷った末、行くことにした。
心を癒すため・・・心的ストレスで疲労困憊気味なのである。

大好きな、ブラームスのヴァイオリンコンチェルト
オケは、ハンブルグ北ドイツ放送交響楽団
指揮は、アラン・ギルバート
ソリストは、竹澤恭子

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竹澤さんは愛知県出身ということで、会場はほとんど埋まっていた。
いつもながら、にこやかに登場。が、ひとたび前奏が始まると、目をつぶりしばし黙想、、、目を開いた時には、もうきりりとした顔つきに変わっている。貫禄たっぷり。
充実の第1楽章、聴衆をどんどん自分の方へ引き付けていく。音がだんだん弱くなってしーんとなったとき・・・後ろの方で「バシャッ!」と、ちらしの束を落とした音。(かんべんしてよ〜)表情一つ変えずに弾き続けた竹澤さんだったが、その楽章が終わったときに、一瞬天井の方へ目をやったのを、私は見ました!(ったく!)ってとこかな。

カデンツアは、ヨアヒムのものでした。力強い演奏で、さすが!と、納得。
ちなみに、楽器は、1710年製ストラディヴァリウス「カンポセリーチェ」。

どこかの誰かさんが書いてましたが、渡辺玲子は豊潤深遠、諏訪内晶子は繊細華麗、
そして竹澤恭子は豪快雄大。こうも、書いていた。深い渡辺、きれいな諏訪内、大きい竹澤・・・う〜ん、納得。まさに、そんな感じ。

以前、渡辺さんの同じ曲を聴いたが、それもとてもよかった。でも、実はワタクシ、諏訪内さんのファン。21日にバッハを弾くので、とっても楽しみ。

指揮者はアメリカ人の父親と日本人の母親(共にニューヨークフィルの楽団員。自身もヴァイオリンを弾く)を持つ旬の人。エネルギッシュな指揮だった。

オケは、あのヴァントとの名演奏がいまだに強烈な印象として残っている北ドイツ放送響。柔らかな、それでいて正統派を感じさせるしっかりとした演奏だった。

その他のプログラムは、R.シュトラウスの交響詩「ドン・ファン」と、「薔薇の騎士」組曲だったが、残念ながら、あまり感銘を受けなかった。
アンコールの「ハンガリー舞曲第6番」が、いちばんよかったって?
by kimukimulife | 2005-12-06 23:39 | クラシック
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