9月13日(木)
佐渡裕が自ら芸術監督を務めている兵庫芸術文化センター管弦楽団の名古屋特別演奏会。指揮は佐渡裕、ソリストはピアノのペーテル・ヤブロンスキー。 メルマガで案内が来たので、行くことにした。座席選択ができたので、一番好きな席〜ステージ横の2階席〜指揮者の表情や管楽器のソロの受け渡しが見られ、パーカッションの緊張感が伝わってくる席を買った。 プログラムは、ガーシュイン:キューバ序曲、ピアノ協奏曲へ調、ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 作品95「新世界より」、アンコールは、ヤブロンスキーがショパン:マズルカ、オケがブラームス:ハンガリー舞曲1番。 ガーシュインの曲は、知らない曲だったが、コンチェルトの方は「ラプソディ・イン・ブルー」の中に使われている旋律が短調になって何度も出て来た。(ように思う)ピアノのソリストは、指揮者として名前を聞いたことがある人だったが、特に強い印象は受けなかった。 そしていよいよこの日のお目当ての新世界。久しぶりに聴いたが、やはり人気があるだけはある。聴かせどころ満載のいい曲だ。ダイエットで筋トレをしたのか、ウエストが締まり胸板が厚くなった感じの佐渡さんは、そのせいか前のような爆発的なパワーは感じられなかったが、熱い熱い指揮ぶりだった。 佐渡さんの表情も汗もばっちり見える席だったので、大満足。おまけに、ヴァイオリンの楽譜がオペラグラスで覗いたらしっかり見えて、意外と単調な繰り返しが多いんだな、とかあの弾き方はこう書いてあるのね、とか、いろいろな発見があり面白かった。 オケのメンバーは若い人が多いのだが、中にポツポツと年配者が混じっている。その中にどこかで見たような人が、、、。クラリネットセクションにいるあの白髪の人、、、ペーター・シュミードルでは? 配られたプログラムを見ても、メンバー紹介はついてないので確かめられなかったが、そうじゃないかなあ、、、。小澤音楽塾みたいに、ベテランの人も指導者として入ってるのかもしれない。 それにしても、久しぶりのナマの音楽。とてもよかったです。
by kimukimulife
| 2012-09-14 22:00
| クラシック
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