1月5日(月)
2日目 西穂独標 次の日は、新穂高ロープウェイで上がり、西穂山荘へ行く。条件がよければ、丸山そしてさらに先の独標へ行く予定だが、それは天候次第。 なるべく早く宿を出たいが、朝食は7:30から。それでは、ロープウェイの8:30の始発に間に合わないが、ロープウェイは15分間隔で出るとの宿のご主人の言葉に、それならいいか、と朝食を済ませて出発。ところが、実際は9:00のに乗り遅れ、乗ったのは9:30だった。 モンベルクラブのカードを見せて、割引料金で往復のチケットを買う。 ほとんどの人は展望台へ。私たちは登山届けを出して、西穂山荘へ向かう。 道は踏み固められて、歩きやすい。 午前中は晴れの予報の通り、青空が見える。 山荘までは、1時間半ほどか? あそこまで、行けるかな? 山荘に到着。 え?山荘でお昼じゃないの?こっちへ行くの? まだ、この頃は天気はいい。が、すごい風だ。 あの独標までほんとに行くの〜? まだ、先は長いなあ、、、それにガスってきたし、、、 歩けど歩けど、まだ遠い、、、 標識が見える。あんなとこまで上がれるのかなあ、、、 両側は谷。滑ったら、どこまでも落ちて行く。 とに、もう、、、こんなつもりじゃなかったのに〜 眼鏡が曇って、ときどき前が見えなくなり、怖い。 それでも、なんとか、、、 登りきりました。 ガスで、展望はない。やはりもっと早く来なくちゃ。 さっきすれ違った人たちが、もうあんなところに。 この先は、ピラミッドピーク、そして、西穂へと続く。私たちには、とても無理。 さあ、もたもたしてると帰りのルートを見失う。早く下ろう。 岩が凍っていてがりがり。でも、藤内沢でIさんに言われた「道具を信頼して」という言葉を思い出し、アイゼンに体重を乗せて慎重に下って行く。 岩についた氷は、ピッケルで叩いても簡単には割れない。 とにかく慎重に、、、 やっと小屋が見えた。 この頃には雪が降り始めている。 あとは、来た道をひたすら戻る。 槍ヶ岳開山の祖、播磨上人の碑。 ようやくロープウェイ駅に。展望台にはもう誰もいない。私たちが最後のようだ。 帰りは、去年と同じ「だるまの湯」に寄って帰って来た。 それにしても、しんどかった〜。昨年に続いて、2年連続で行った独標。 もう、いいでしょう?行くなら、最高の天気のときに。視界不良のときは、怖い。 八方尾根でも、遭難があったし、無理は禁物だ。 主人に、そう言ったら、「そうだなー」と。ほんとにそう思ってくれたのかな?
by kimukimulife
| 2009-01-07 23:26
| 山
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