11月3日(月)
鈴鹿の秘境、イブネ・クラシに行くという山の会の自主トレに参加した。 以前、雨乞岳に行ったときに「あっちが杉峠。その先がイブネ・クラシ」と教えてもらい、いつか行ってみたいと思っていた。しかし、鈴鹿の奥深くに入っていくような感じで、ずいぶん時間がかかるのでは、と思っていた。 その秘境への入り口は、先の大雨で打撃を受けた朝明渓谷。キャンプ場への道は通行止めになっているが、県民の森からなら道が通じていた。 大雨で流されて来た岩が、ごろごろしている。 辺りの様子は一変している。 ブナ清水への入り口。 根の平峠に到着。左に行くと国見岳へ。そちらへは歩いたことがあるが、右へのハト峰に通じる道は歩いていない。いつか歩こうとずっと思っているが、なかなか実現しない。 川にぶつかる。鈴鹿の上高地と呼ばれる辺り?紅葉がきれいだ。 クラシをめざす。 この辺りでちょっと道を見失ってしまったようで、少し戻る。 とにかく尾根に出ればいいはず、と落ち葉に埋もれた斜面を登っていく。これがきつかった。 無事にクラシに到着。 ガスってきた。 イブネ北端 ここで、またちょっと方向を勘違い。ガスっていると、わかりにくい。 イブネに到着。笹枯れが目立つ。 ここで、昼食。そのあとは、佐目峠をめざす。 佐目峠。 次は杉峠へ。 杉峠の頭 あれが、雨乞岳? 杉峠に到着。 杉峠の名前の由来となった、変わった形の杉の木?この木ではないのかな? ここには、千草街道という道が通っていたのだ。 雨乞岳へはここから行ける。我々は、コクイ谷へと下って行く。 人が住んでいた形跡が。 階段だ。 かつてここは、鉱山でたくさんの人が住んでいたのだ。この場所には学校があったのだそうだ。 もちろん、今は校舎は跡形もない。が、目を閉じて耳を澄ませば、子どもたちの嬌声がどこからか、聞こえてくるような気がした。 さあ、コクイ谷へ。 雰囲気のいい道。 川へと出た。 そう、ここがコクイ谷。美しいところだ。 さらに下りて行く。 この大岩のところで、登りに通った元の道に戻った。 あとは、朝明へ。 根の平峠に無事に到着。 朝明に到着。 紅葉のこの季節に、鈴鹿の奥深さと美しさを感じることのできた、いい一日だった。
by kimukimulife
| 2008-11-07 00:06
| 山
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