雪の木曽駒ヶ岳

12月23日(日)・24日(月)

やっと仕事が一区切りついた三連休。主人がずっと暖めていた計画を実行に移すことになった。道具や格好に無頓着な主人が、ゴアテックスの雪山用のウェアと10本爪アイゼンを買ってきた。



私には、ワンタッチ式のアイゼンだ。靴が雪山用ではないので、やや不安だがなんとかなるだろう。ただ、とにかく未知の領域。5月の雪があるときに登ってはいるものの、冬は全く別だろうなあ、、、と、実をいうと私の方はちょっと腰がひけていた。

「天気がよければ、星がきれいに見えるぞ、それだけでもいいがや。」という主人の言葉に、伊豆で流れ星を見つけられなかった私は、それもいいね、とその気になった。

しらび平でバスからロープウェイに乗り継ぐ。

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千畳敷に着いたのは、お昼頃。5月には雪に埋もれていた駒ヶ岳神社。

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ホテルの近くで、歩く練習。

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千畳敷ホテルは、山頂駅にある。

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踏み跡があるところならそんなに大変ではないが・・・

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ないところで、しかもこんな急な傾斜のところではちっとも進まない。

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今日は、足慣らしということで・・・でも、明日、怖いなあ・・・

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部屋は、暖房がしっかり効いていて、想像以上に快適だった。

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廊下から満月がきれいに見えた。

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食べきれないほどの豪華な食事。

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そして、次の日は、、、あまり天気がよくない、、、行けるのかなあ、、、

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歩き始めた人のあとについて行こう。

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夕べ降った雪で、踏み跡はすべて消えている。

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風が吹き荒れている。

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あのピークまで行ってみよう、とダンナは言うが、、、進まない、、、

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先を行っていた一団と別れたので、深い雪の中を進まなくてはならない。
その一団も、途中まで登って、下りて行った。

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体力勝負というけれど、、、進まない、、、

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そして、この風。もう立っていられないほどで、一瞬の隙に吹き飛ばされるのが怖くて、「もう下りよう」とダンナに言った。昨日、雪崩に100メーターほど流されたと話していた夫婦の話も頭をよぎった。どのみち頂上まで行くのは無理に決まってる。それなら、無茶なことはしたくはなかった。

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渋っていたダンナも、ようやく下り始め、、、と、思ったらわずかな時間だが、晴れ間がのぞいた。でも、もう登り返すには、時間も体力もない。

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この景色を見られただけでもいいじゃない。
圧倒的な静寂の中、美しく輝く宝剣岳。

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すごく速く雲が流れている。

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静と動の世界。

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下界へと下りたら、あとは温泉しかないでしょう!
こぶしの湯へ。露天風呂から南アルプスがきれいに見えた。

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右が仙丈、左が甲斐駒。

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もっと右には塩見岳。

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帰りは、駒ヶ根SAで「ソースかつサンド」を買いました。

頂上を極めることはできなかったけれど、それにはまだまだ、経験も技術も知識も装備も足りない気がした。

無茶をしないで、身の程を知った行動に切り替えたから、美しい景色を見せてくれたんじゃないかな。私はそんな気がします。(相方はどう思ってるか知らないけど・・・)
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by kimukimulife | 2007-12-28 00:25 | | Comments(7)
Commented by 三重、津、山ねずみ at 2007-12-28 20:06 x
すごいなあ~
あの雪渓に挑戦するなんて、山ねずみにはとても無理だよ。
山ねずみにはホテル前から宝剣岳~乗越浄土~伊那前岳のパノラマ風景を見るのが(関の山?)だよハハハ、、
それで今年の3月母ちゃんと孫と3人でホテルまで行ってあの景色を見てきました。
画像をBBSに載せます。よろしく~!
Commented by kimukimulife at 2007-12-28 21:54
山ねずみ様、こんばんは。
雪山は、何が起こるかわからない恐ろしさがありますね。でも、あの景色は言葉にならないほど美しいです。登っていた人もいましたが、やはりなかなか前に進めないようでした。
Commented by 酒蔵 at 2007-12-29 17:44 x
お疲れ様でした。私にはテレビか写真でしか縁のないレベルの場所と思っていますが、丁寧にチャンスを作ってチャレンジするお二人は立派です。ゴンドラが冬でも動いているとは知りませんでした。尤も以前に行った夏は15年も昔の話でしたが。
Commented by kimukimulife at 2007-12-29 22:49
酒蔵さん、こんばんは。
ロープウェイは通年営業みたいです。千畳敷ホテルは、夏は高いらしいですが、冬は60%くらいの料金で泊まれてとても快適でした。でも、景色を見に行くだけなら日帰りで十分ですね。雪崩の話を一緒に聞いていた男性が、「昨日の雪は雪崩になりやすい雪だったが、今日は昨日よりはいい。」と言っていたのでいろいろ聞いていたんですが、「雪を見ればだいたいわかる。わからん人はこういうとこへは来ちゃいかんということだ。」と言っていて、その人が先行していたグループのリーダーで、途中で引き返したんです。それで、先へ進むのが怖くなっちゃったんです。主人は不満そうでしたが・・・だいたい、ラッセルのやりかたも知らないのに、無理ですよね〜。

今年も、大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
Commented by taketombow at 2007-12-31 00:06
この斜面でこの積雪なら、壺足では体力の消耗が激しすぎます。
スノーシューか「わかん」の出番ですね。
膝以上の雪だと、100メートルくらいでラッセルを交替しながら前進します。それでも相当に体力を消耗します。
 冬山経験のあるパーティーならともかく、2人だけでは引き返して正解だったと思います。
 そういえば、この冬また北八ツへ行きますよ。今度は一泊し、スノーシューで麦草峠から白駒池、高見石まで足を伸ばします。
Commented by kimukimulife at 2007-12-31 00:33
taketombowさん、こんばんは。
そうなんです。スノーシューというのは、平地でお散歩程度の道具だと思っていましたが、登山用のものもあるんだそうですね。実は、スノーシューにストックの人がいて、あんなんでいいのかなあ、なんて思って見ていましたが、どっこい、その方達の方がずっと歩きやすそうでした。スノーシュー、いいですねえ。ダンナをたきつけて買おうかしらん。
北八ツですか。あそこも候補の一つだったんですが、、、。正月明けは、中の湯に泊まって上高地へ行く予定ですが、もう一日をどこへ行こうか思案中です。

今年も山のことを教えていただいたり、社会の様々なことに問題定義をされて刺激をいただき、ありがとうございました。よいお年をお迎え下さい。
Commented by kimukimulife at 2008-01-03 13:51
問題定義→問題提起の間違いでした〜。槍での雪崩事故、夏に通ったところだと思いますが、あんなところで?ほんとに雪山は怖いです。
って、今日から出かけるんだけど、不安だなあ、、、
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