1月20日(土)
先週、御在所岳の樹氷を見に行く機会があったのだが、スキーに出かけていて行けなかった。 一昨年山の会に入ったものの、雪の時期に鈴鹿の山を歩くという経験はまだしていない。 (もっとも、そんなつもりはなくて、雪になったということはあるが) 例会が予定されている日曜は、ほぼ確実に雨になるだろうと予想され、それなら土曜に山へ行っておきたいと急に思い立ち、主人と樹氷を期待して出かけることにした。 そこで、先週行った人にコースのことなどお聞きしたところ、一緒に行ってくださることになった。 温泉街の上の駐車場に車を置き、中道を登る。先週は8時の段階で駐車場はいっぱいだったということだ。 1週間前よりも、ずいぶん雪が少なくなっているということだった。 途中、眼前に見える鎌ヶ岳。中道は展望がいいことで人気のあるコースだ。今日で3回目だが冬はもちろん初めて。 その隣に雲母峰。向こうに見えるのは、入道ケ岳? 雪が少ない。 地蔵岩。 こちらからの形が有名だ。 キレットにも雪はほとんどついてない。なんか、拍子抜け。 そのうちにガスが出て来た。 途中、下りて来た人に樹氷の様子を聞いたら、「全然だめ。」とのこと。残念! そして頂上へ。やはり樹氷はほとんど消えていた。ほんの少し、その名残が・・・ 人工的に作った氷のオブジェ。 その裏に少し樹氷が。でも、これは作ったものかな。向こうに鎌が見えるので撮った。 まだお昼には時間が早いので、頂上を1時間ほど散策。いろいろな下山口の場所を確認することができた。標識が新しくなったようでわかりやすい。 先週はずいぶん登山者がいたそうだが、この日いちばん賑わっていたのはスキー場。小さな子どもにスキーを教える親子連れの姿に、昔を思い出し懐かしくなる。 アゼリアでビールと暖かいものを食べて表道を下山。途中に滝が見える。 5年前に友人と初めて表道を下りて来たときには、スカイラインにぶつかったところで、そのまま車道を下りたので、ずいぶん時間がかかったものだ。知らなかったからだが、もっとちゃんと調べればよかった。スカイラインの脇にいい道がある。途中の堰堤のところがきれいに整備されていた。 ここらでスカイラインに戻ろうか、と上がったら、じきに登り口に着いた。 考えてみれば、今までにこの中道を登った2回とも、私にとっては忘れられない山行だった。 1回目は、5年前。これまた中道は初めてという友人と、秋晴れの気持ちのいい日に登った。ふざけて負ばれ石の中にはさまって、写真を撮ったっけ。 2回目は、2年前。ネットでコースのことなどを尋ねたことがきっかけで、初対面の3人で登った。途中で土砂降りの雨になり、びしょびしょになって、その後の温泉で生き返ったっけ。 それらのことがなかったら、こんなふうに鈴鹿の山に来ていなかっただろう。 今日も、樹氷は見られなかったが、「また中道にいらっしゃい。」ということなんだろうなと、なんとなくそんな気がした。
by kimukimulife
| 2007-01-21 23:08
| 山
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