3月21日(火)
やまびとの会で、高畑山に行った。 1月の多度山以来、実に2ヶ月ぶりの山。しかも、膝はまだ痛みが残っていて不安だったが、仕事の方の大きな山を越えたので、自分へのご褒美の意味もあり行くことにしていた。 のっけから、失敗。集合場所を勘違いし、まったく違うところへ行ってしまった。心配性なので早めに行ったため事なきを得たが、会長さんに迷惑をかけてしまった。 反省! なんとか間に合って、正しい集合場所に到着。そこに車を置いて、別の車に分乗し登山口へと向かう。 登山口は、ちょっと広くなっていて、車が数台置けるようになっていた。 さあ、出発。 この道は、東海自然歩道になった旧街道。 鈴鹿峠を越えて行く。 鈴鹿峠は、箱根と並ぶ東海道の難所だったのだそうだ。 「鈴鹿山 浮き世をよそにふり捨てて いかになりゆく わが身なるらむ」西行法師 〜うーん・・・感ずるところあり・・・ 「ほっしんの 初に越ゆる 鈴鹿山」 芭蕉 〜これまた、感ずるところあり〜〜 片山神社。昔の坂下宿の氏神様である。 峠道を行くと、崖っぷちに「三重県天然記念物鏡岩」があるので、立ち寄る。街道全盛期に、山賊たちが鏡のように輝く岩を利用して、道行く旅人を脅し危害を加えたという伝説がある。 杉林を抜け、雑木林を抜け、やせ尾根を通る。 もう少しと思ったら、また下る。 そして、頂上。 あらら?標識の裏に、山ねずみ様の紋章が・・・ 頂上は狭いが、360度の眺望が広がる。 コスモスさんとのツーショット。 登りは、1時間半くらいだっただろうか。頂上に1時間ほどいて、下ることに。下りは1時間くらい? 登山口から少し行くと、こんな石碑や標識がある。 ここでも記念撮影をして、帰路についた。 短時間で登れる手頃な山だったが、アップダウンも結構あり、スリルのあるやせ尾根やロープを使うがれ場など、変化に富んだルート、そして頂上での素晴らしい眺望と、多くの老若男女が行き交った歴史ある道を歩いたという感慨で、大満足の一日だった。
by kimukimulife
| 2006-03-21 22:49
| 山
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