第四十八回 吉例 顔見世(夜の部)

10月3日(水)

e0058731_1420962.jpg今年も顔見世の季節になった。
もともと、顔見世とは、「これから1年この顔ぶれで興業をいたします」という芝居小屋の1年の幕開きのイベント。江戸時代は、各芝居小屋が、11月に行ったものである。そう、歌舞伎は11月から1年が始まったのだ。



では、何故、11月ではなく10月なのか?答えは簡単。
今は松竹が全ての役者を抱えているため、11月は東京の歌舞伎座で行うので、名古屋は11月にはできないというわけだ。、、、というのは、すべて中日の歌舞伎の講座で勉強したこと。

ちなみに、この「歌舞伎を楽しむ」という講座、講師の深谷大先生のお話も面白く、とても勉強になる。いろいろなお宝を見せていただけるのもお得な講座です。

さて、今年の顔見世は、中村勘九郎の襲名披露というイベントがあるので、楽しみにしていた。
残念ながら、勘三郎は病気のため休演となったが、それをカバーするためか、豪華な役者がそろった。

演目は、鬼一法眼三略巻より菊畑、口上、義経千本桜から道行初音旅・川連法眼館

菊畑の時蔵、仁左衛門の色っぽさ、菊五郎の美しさ、そして千本桜の勘九郎が素晴らしかった。
歌舞伎役者って、だいたい世襲だけれど、やはり努力してるんだなあと感心。ときどき、勘三郎か?と思うような佇まいを見せたり、お父さんとはまた違った芸達者ぶりを見せたり、あっという間に時間が過ぎたことでした。七之助も、きゃしゃな体つきが女形にうってつけで、歩く姿も品があり、ぜひこのまま成長して玉三郎のような女形になってほしいと思った。
by kimukimulife | 2012-10-10 14:38 | 歌舞伎
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