レ・ミゼラブル

5月15日(日)

レ・ミゼラブル_e0058731_14331549.jpg1987年の初演以来、24年間にわたり幾度も上演され続けてきた「レ・ミゼラブル」。ロンドン初演からは25周年となる。



帝劇開場100周年の今年、オリジナルの演出ではこれが見納めとなる。プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュが新演出での上演を決めたからである。

つまり、もう今までの演出では見られないわけで、レミゼ大好き人間を自認するワタクシとしてはぜひとも観ておきたい。というわけで、思い切って東京まで行くことにした。

決心したもう一つの大きな理由は、今回は、スペシャルキャストということで、初演の頃に出演した人がメインキャストをやる、という日が設定されていることだった。この日も、鹿賀武史、島田歌穂、鳳蘭、岩崎宏美、岡幸二郎、石川禅、林アキラ、、、といった懐かしい顔ぶれがそろい、昔のままの声で昔のままの歌い方で演じていて、めちゃくちゃ懐かしかった。そうか、、、私もあれから24才年をとったわけか、、、

オペラのように歌で進行して行くこのミュージカルを私は特に愛していて、どの場面もすべて覚えてしまっているほどだが、この演出ではもう観られないのだと思うと、特別な感情がわきあがってきた。

新しい演出はどんなものなのだろうか。それも、また楽しみである。どの歌も素晴らしい、このミュージカルは、演出がどのように変わっても、これからもずっと歌い継がれて行くことだろう。
by kimukimulife | 2011-05-15 15:41 | ミュージカル
<< スミレ刑事の花咲く事件簿 和波たかよし&土屋美寧子 演奏会 >>