山??智子 これぞヴィオラの魅力!

11月13日(土)

e0058731_2338664.jpg前々から楽しみにしていた、宗次のスウィーツタイムコンサート。




珍しくヴィオラのソロコンサートだ。

プログラムは、
シューマン:おとぎの絵本(これは、CDでは何度も聴いたが、ナマは初めてで楽しみだった)、
ヒンデミット:無伴奏ヴィオラソナタ(これはバシュメットのCDがほしくて以前からネットで探したりしているが、手に入らない。やはりヴィオラの曲はメジャーじゃないからかな)、
ブラームス:ヴィオラソナタ第2番(いちばん聴きたかった曲)。
アンコールは、シューベルト:アルペジオーネソナタ 第2楽章(今、練習している曲。ヴィオラの曲としてあまりにも有名なこの曲を、まさか自分が弾けるとは!先生から言われた時は、信じられなかった)


演奏者の山碕さんは、ロータスカルテットのメンバーとして、国際的に活躍している人だ。そんな人の演奏が、2000円で聴けるこの宗次の午後のコンサートは、本当にお値打ちだ。

しかも、演奏者の解説付きなのだ!!!

どれも素晴らしかったが、初めて聴くヒンデミットがすごかった。バシュメットでなくてもいいからCDが欲しいと思い、帰宅してからネットで探したところ、今井信子さんがオーストリアのレーベルからだしているのを見つけたので、さっそく購入した。

10年ほど前に、色紙に「頑張って下さい!」と書いていただいてから、密かに心の師として尊敬している今井さんのCDを聴きながら、今、この記事を書いている。

そして、いつも感想ハガキに自筆のお返事を下さる、ホールのオーナー、宗次さんも「ヴィオラの更なる上達をお祈りします」と励まして下さった。

がんばらなくては!!

そうそう、実は、途中、中断したりもしたが、なんとかヴィオラを習い始めて10年が過ぎたのを機会に、新しいヴィオラを買ったのです。

楽器は、値段でやはり音が違う、とか値段ではなく相性だ、とか言うけれど、練習する曲が難しくなってきて、なんか、今の楽器では限界があるような感じがなんとなくしていた(技術もないくせに、何を偉そうな、と言われるかもしれないが、これは直感でそう思ったのだ)。他の楽器を弾いたこともないのに、(いや、習い始めたときに自分の楽器がまだ用意してなかったので、知人にドイツ製の60万もする楽器を借りていたが、どんなだったか記憶にない)分かるわけないが、細かい演奏をするときに特にそう感じた。値段より相性、というのはある程度のレベルの楽器のことだろうなあ、とも思ったし。ちなみに、今まで10年使っていたのは、鈴木ヴァイオリンの下から2番目の楽器。続くかどうかわからないので、一番安いのでいいと思ったら、先生が、一番下のだけはやめてくれと言ったので、その上にした。一番下のは、楽器とはいえないそうで。その前に、「中古はないんでしょうかねえ」と言ったら、先生が絶句していたので、すぐにその案は引っ込めた。

そんな私が、楽器を替える気になったのは、先生が体調を崩され、先生のご主人に教えていただくことになったのが大きな理由かもしれない。何しろ、その先生は、NHK名古屋放送楽団でヴィオラを弾いていた人で、音楽大学でも教えていた人、つまり前の先生のそのまた先生だった人で、本来なら私などが教えていただくのは申し訳ないような感じなのだが、とても熱心に教えて下さるのだ。もう、時間も気にせず、めちゃくちゃ密度の濃いレッスンをして下さる。これは、本腰でやらねば、と思ったのが、一つ。もう一つは、思いがけなく10年も続いたのだから、これからも細く長くやっていきたい、それにはもう少しいい楽器を使ってみたい、という気持ちからだ。

そんなことを思っていたときに、伏見の弦楽器専門店「シャコンヌ」さんから、展示会の案内が届き、私にも買えそうな値段の楽器がありそうなのと、HPで見たりして、信頼できる楽器屋さんという印象を持ったので、相談してみることにした。普通は、先生に相談するのだろうが、技術もないのになんか、言い出しにくかったのだ。

そこで、私のレベルも話をし、いろいろ教えていただいて勧められたのが、スイスのHEER社の楽器。
楽器が違うと音が違うと言うのは本当だった。とても柔らかな音で、大きく響く。他にも、新作シャコンヌというのもありそれはもっと素晴らしかったが、100万以上もする楽器は私にはもったいない。結局、勧められた、スイスの楽器を買うことにした。スイスなんて、あまり聞かない、と言われそうだが、ネームバリューより、自分が気に入るかどうかだと思ったし、何より、楽器との出会いは「縁」だという気がしていた。この楽器が私を呼んでくれたような気がしたのだ。普通は、たくさんの楽器の中から、よく知っている人の意見も聞きながら選ぶのだろうが、私は、その直感と、シャコンヌさんを信じることにした。そして、中国製の、上海オケのコンマスがプロデュースしているという弓も買い、練習を続けている。それでも、先生にも見せて、「これならいいでしょう」と言っていただくまでは、心配でたまらなかったが。

これから、この相棒と末永くうまくやっていきたい。

e0058731_10465229.jpge0058731_1050503.jpg

















左が今までの楽器。右が新しい楽器。
by kimukimulife | 2010-11-23 00:28 | クラシック | Comments(0)
<< 白草山 ワンダフルタウン >>